【No.7】まとまった時間が取れる冬休みこそ ― 宿題は、”最強の復習教材” ―
― 宿題は、実は”最強の復習教材” ―
冬休みと聞いて、まず思い浮かぶのは「宿題の多さ」ではないでしょうか。年末年始やクリスマスもあり、気持ちもどこか落ち着かない。結果として、宿題を後回しにしてしまう――そんな高校生も少なくありません。
そこで、少し肩の力を抜いて一言。
「高校生の冬休みの宿題は、冬休みが始まるまでに終わらせる―― これ、常識です。」
……もちろん冗談ですが、この冬休みの宿題、実は数学にとってとても価値のある教材なのです。
■ 冬休みの宿題は「復習がよくまとまった教材」
多くの高校で出される数学の冬休み宿題は、1学期・2学期に学んだ内容を広く扱っています。
- 重要な単元が一通り含まれている
- 基礎〜標準レベルが中心
- 今後の学習につながる内容が多い
つまり、冬休みの宿題は数学の理解を整理し直すのにちょうどよい構成になっています。
新しい問題集を探さなくても、すでに手元に「見直しに適した教材」がそろっているのです。
■ なぜ普段は復習まで手が回らないのか
普段の学校生活では、授業はどんどん進みます。課題や小テスト、定期試験に追われる中で、「分からないところを立ち止まって確認する時間」はどうしても不足しがちです。
テスト前の勉強も、「とりあえず解けるようにする」「その場をしのぐ」という形になりやすく、理解があいまいな部分を残したまま次に進んでしまいます。
こうして、考え方が十分に整理されないまま学習が積み重なっていく――これが、数学に苦手意識を持つ大きな要因になります。
■ 冬休みは「考え方を整理する」ちょうどいいタイミング
冬休みは、学校の授業が一度止まる時期です。この”進まない時間”があることで、これまで学んだ内容を落ち着いて見直す余裕が生まれます。
宿題に取り組む中で、
- すぐに解ける問題
- なんとなく解いている問題
- 手が止まる問題
が自然と分かれてきます。特に「手が止まる問題」は、能力の問題ではありません。考え方がまだ十分に整理できていないサインです。
ここに気づけること自体が、冬休みの大きな意味になります。
■ 宿題の”活かし方”
冬休みの宿題は、ただ終わらせればいいものではありません。
- 答え合わせで終わらせない
- 止まった問題をそのままにしない
- 解説を読んでも納得できないところを大切にする
「解説を読んでも腑に落ちない問題」は、考え方を丁寧に整理する必要があるポイントです。
宿題は、できる・できないを分けるためのものではなく、考え方を確認するための道具として使うことで、価値が高まります。
■ まとめ:宿題は”前に進むための確認材料”
冬休みは、数学を一気に進める時期ではありません。その代わり、これまで学んだ内容を落ち着いて見直し、理解のあいまいさを減らすには最適な期間です。
冬休みの宿題は、「やらされるもの」ではなく「これまでの学習を整理するための材料」。
少し見方を変えるだけで、春からの数学はずっと取り組みやすくなります。
■ 二神理数塾のアプローチ
二神理数塾では、Zoom個別指導を通して、冬休みの宿題をそのまま復習教材として活用することもできます。どこで考え方が混乱しているのかを一緒に確認し、必要な部分だけを丁寧に整理していく指導を大切にしています。
