【No.4】『数学が苦手になる理由』第2回(全4回):第2回:数学は”理解”から始まる ― 量より前に確かめるべきもの

第2回:第2回:数学は”理解”から始まる ― 量より前に確かめるべきもの

数学の問題を解くとき、上手くいくときには、勉強の最初に**「理解」がしっかりある**ことが共通しています。

「理解」とは、

  • なぜその考え方になるのか
  • どこを見れば判断できるのか

が自分の中でつながっている状態のことです。

これが不十分なまま練習に進むと、どれだけ問題量をこなしても”作業”になり、間違えてもどこを直せばいいか分からなくなってしまいます。

反対に、最初に理解という土台があれば、練習は「知識を確かめる時間」に変わり、間違えても修正点が明確になります。

数学は量だけで伸びる教科ではありません。(でも、量も大切です) 最初の「理解」が土台にあると、練習の質が大きく変わっていきます。

まず”理解すること”が大切です。

――でも、こんな生徒もいました。

「説明されてもよくわからないから、とにかく解き方を覚える」

その姿勢も一つの学び方なのかもしれません。人それぞれに方法があります。大事なのは、その方法が明らかに間違っているとき、そばでアドバイスできる指導者がいること。そうした存在があるからこそ、学びは正しい方向へ進んでいけるのだと思います。

教えるということは、本当に難しいものだと、つくづく感じます。